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秋の夜長に

中原中也の詩はリズムが滑らかで、心地良い響きがあるので好きです。


秋の夜は、はるかの彼方に、小石ばかりの、河原があつて、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射してゐるのでありました。

陽といつても、まるで硅石か何かのやうで、
非常な個体の粉末のやうで、
さらばこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもゐるのでした。

--- 省略 ---

中原中也「一つのメルヘン」より

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by fraise-myrtille | 2011-11-10 23:32 | 風物・自然
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